ステップ バイ ステップ　＞のり・仕上剤　不要【キャンドルへ簡単ペーパーナプキン貼り】


のり・仕上剤　不要
【キャンドルへ簡単
ペーパーナプキン貼り】
ペイント作品／鈴木さかえ先生
作品・撮影・編集・原稿／tomsun M(STOMO_japan)

ローソクに仕上剤を一切使わずアッという間に貼る技法。
簡単オリジナルキャンドルができます。
ペーパーナプキン
※ペーパーナプキンの絵柄を3層に重ねています。
上の層が透けて、下の絵も見える

スタンプしたペーパーナプキン
ペイントした薄葉紙
（厚手は不可）

ライスペーパー
印刷した紙
この方法は、
溶剤・仕上剤を使わないから安心※
※溶剤・仕上剤などは、元をたどれば石油製品。なので延焼の危険。
ニスに引火すると長時間の間30cmの火柱になることも。


【ニス・溶剤を使用したキャンドルによる火災にご注意ください】
上の画像は、水性ニスが表面に塗布されたキャンドル。
点火して数時間後、ニスの膜だけになり、その膜に引火しました。
数時間にわたり非常に大きな火となり、火災の危険があります。
キャンドルにニス・仕上剤を塗る行為は推奨しません。

同様に、この技法の作品も点火実験しました。
同様に、ペーパーの膜だけになり、その膜に火が移ました。
しかし1・2秒でその火は消え、燃えカスになりました。
ニス・溶剤の危険性よりはかなり低いのですが、
念のため、ペーパーの膜だけになった際は、
その部分を切り取ってご使用ください。

【準備するもの】
■ピラーキャンドル　チラシ画像→コチラ
各種ペーパー貼り付けOK
■絵柄のあるペーパーナプキン  チラシ画像→コチラ
■薄葉紙にペイントした物（厚手は不可）
《道具》
 ■238-3000ヒートツール　チラシ画像→コチラ
■クッキングシート（両面ツルツルの物）
※シリコーン樹脂 グラシン紙のクッキングシート
■のり（仮止め用） ■ハサミ ■水を入れる容器


《前準備》
ペーパーナプキンは3PLY、薄いペーパーが3層に重なっているので
絵柄のペーパーを残し、下のペーパー2枚を剥がし取ってください。
1枚の非常に薄いペーパーにします。
《作業手順 1》
貼りたいペーパーを準備
（初めての方は、大きな絵柄を選ばないこと。）
必ず貼るペーパーの幅は
キャンドル1周分の1/3（約直径の長さ）までに。
※ステップ5の時の持ち手近くまで熱を当てなければならないため。
幅が広いと、作業時、火傷の危険があります。
※もし、全面に貼りたい場合は、1周幅を四等分に分けて、
ステップ1〜6までを4回繰り返す。
余分な絵はカット。白い余白が、残っても構いません。
貼り終わると白い部分は目立たなくなります。

《作業手順 2》
ズレ防止として（仮止めとして）、
ペーパーの裏にのりをほんの僅かつけ、ローソクに仮貼り。
（このステップは、ズレ防止としてなので、必ずではありません。）

《作業手順 3》
クッキングシートはローソクを充分巻ける長さで、
高さ幅もローソクよりも大きめの物を準備

《作業手順 4》
仮貼りした絵を中心にして、
クッキングシートの
キャンドルを巻いた部分がシワにならないようにきつく巻く。
※クッキングシートにシワが入ると、キャンドルにもシワが写ります。

《作業手順 5》
クッキングシートをきつく巻いたまま、
　貼る紙の端からヒートガンで熱を均一に当てます。
　その時、絵の無い部分も含め、
　キャンドルの上から下まで均一に熱を当てること。
　水を張った容器の上で、作業をしましょう。
※持っている手にヒートツールの熱が、当たらないように注意しましょう。
《作業手順 6》
クッキングシートは、熱を当て終わってもきつく巻いたまま、
そのまま、水の中に浸し、冷めるまで待つ。熱が冷めてから、
クッキングシートを外す。
キャンドルを水から取り出し、水を完全に拭き取ります。

《完成》
さらに同じ行程で、
ペーパーナプキンを貼り重ねることが出来ます。
★作業時、キャンドルにヒビが入らないよう
以下の事に注意してください。
1）冷水は避ける。
2）時間を掛けて熱をあてない。素早く。
（長時間キャンドルに熱をあてると、
キャンドル中心部に熱が溜まり、水に入れると割れる）

この作品は、ペーパーナプキンを3層重ねて貼っています。
※この作業で貼ると、上の層のペーパーが透けて、下の絵が見えるようになります。
図柄を重ねる事が出来るのでデザインの幅が広がります。
ステップバイステップ
《手書きのメッセージをキャンドルに封入する方法》も
ご参考ください
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クラフト作業手順表（A4比率）
クラフトのちょっとしたコツやテクニックを手順表にしました
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