ステップ バイ ステップ > エンボスパウダーでアクセサリー作り

30秒で硬く固められる
エンボスパウダーでアクセサリー作り
作品・撮影・編集・原稿/tomsun M(STOMO_japan)

   

エンボスパウダーを溶かし、クレヨン溶着色。
冷まして、アクセサリー仕上げに。失敗しても再度溶かせます。

●準備するもの●
■シリコン製のモドモールド&グルーガンモールド
 見本使用モールド ●516-0005バラ
●グルーガンモールド チラシ画像→コチラ
●モドモールド チラシ画像→コチラ
●プリマモールド チラシ画像→コチラ
■エンボスパウダー
 ●EP-305 クリア透明30ml ●EP-305 パール半透明30ml
エンボスパウダーのチラシ画像→コチラ
■238-3000 ヒートツール3000
★ヒートツールをご使用の際は、換気をしながら使用しましょう。
ヒートツールのチラシ画像→コチラ
■アルミホイル(溶かし皿用) ■木製クリップ(皿の持ち手用) ■針金(皿の枠用)
■シリコンシート
■クレヨン(お好きな色。実際のクレヨンの色よりも、かなり色は薄くなります。)
■爪楊枝 ■アクセサリー金具(今回は、台座付き金具)
■仕上剤(534-4002ポラリスコートグロス60ml)
■ラメ各種(最後の飾りとして) ■プラ皿(しょうゆ皿)  ■筆

【前準備】エンボスパウダーを溶かす為のアルミ皿を作ります。

【前準備1】
針金で皿枠を作ります。
(流し込みしやすいように枠をとがらせ、クリップで挟みやすいようにしましょう。)

【前準備2】
針金の枠より大きいアルミホイルを準備します。

【前準備3】
アルミホイルが破れないよう注意して、器になるよう、針金の枠にまく。
アルミホイルで器部分を2重に重ねない
シワは、極力少なくしましょう。

【前準備4】
木製クリップをはさむ。
これで前準備OK

【作業手順】
今回は、モールドに流し込む色を
最初、エンボスパウダーのクリアカラーを1/3程、流し込み、
次に、クリアとパールカラーにクレヨンで着色した物を流し込みます。
始める前に、どの様なアクセサリーにするか色決めをしましょう。
エンボスパウダーの色・クレヨンの色・付ける金具・ラメ等を選びましょう。

【ステップ1】エンボスパウダーをアルミ皿に出す
製作したアルミ皿に適量のエンボスパウダー(クリアカラー)を出します。

【ステップ2】パウダーを溶かす
ヒートツールの熱をアルミ皿の下から当ててエンボスパウダーを完全に溶かす。

エンボスパウダー(クリアカラー)が溶けると透明の液になります。
エンボスパウダー状態が無くなったらヒートツールの熱を上から当ててもOK

【ステップ3】型に流し込む
アルミ皿中の溶けた液にヒートツールの熱を当てながら、
モールド内1/3程が埋まる量を流し込む。

型の奥スミ(花びら先端)に液を入れるように、
型の奥スミを爪楊枝でなぞりながら先端の気泡をとる。
完全に気泡を取ることは難しいので、適度に取り除きましょう。

【ステップ4】再度、エンボスパウダーをアルミ皿に出し、溶かす。
アルミ皿にクリアカラー8パールカラー2の比率でエンボスパウダーを出します。

ヒートツールの熱をアルミ皿の下から当ててエンボスパウダーを完全に溶かす。



今回は2種類のエンボスパウダーを出したので、
ヒートツールで温めながらアルミ皿を傾けて、
皿中の溶けたエンボスパウダーを混ぜる。

【ステップ5】クレヨンで着色する
アルミ皿の中の溶けて熱いドロドロのエンボスパウダーに、
クレヨンの先をほんの少し刺し入れて浸ける。
そうすると、すぐにクレヨンが溶け出します。
クレヨンを混ぜる量は、極少量にしましょう。
クレヨンの量を調節しながら好みの色にし、ヒートツールで熱を当てながら、
アルミ皿を傾け、溶けた液を回して、お好みの混ぜ具合にする。

【ステップ6】型に流し込む
アルミ皿中の溶けた液にヒートツールの熱を当てながら、
モールドから溢れないように流し込み、全て埋める。

【ステップ7】
モールドから飛び出た液は、固まる前に爪楊枝などで取り除くこと。

流し込んだエンボスパウダーの表面が硬くなるまで、少し熱を冷ます。

【ステップ8】金具を付ける(今回は、台座付き金具)
アクセサリ金具を硬くなったエンボスパウダー面の上に載せる。

ヒートツールの風で動かないように、爪楊枝で金具を押さえながら、
金具にヒートツールの熱を当てる。

金具台座が沈み込み始め、エンボスパウダーが溶け始めたら、
その溶けた液を金具台座裏に爪楊枝で引き込みながら覆う。
※ヒートツールの熱を当てすぎると、金具が沈み込みすぎるので、
熱を少し当てては爪楊枝で引き込み、再度、少し当てては、引き込み、
それの繰り返しで慎重に作業をしましょう。

しばらく平らにします。
そうすることで、エンボスパウダー面の表面張力で平らになります。

【ステップ9】熱を冷ます。
そのまま置いて熱を冷ましてもいいが、水の中へ入れて、早く冷まさせてもOK。
水の中へゆっくり入れる。熱を冷まさせる。
モールドが厚い物は、表面が冷めても中心部は、まだ熱いので、
冷まして、モールドの表裏に手を当てて、少しも温かさが無い事を確認。
冷たければ水から取り出す。モールドについた水を拭き取る。

【ステップ10】型から取り出す
型から取り出すと、作品表面は、この時点ではスリガラス(ツヤ消し)状態。
※モールドの種類により、スリガラス(ツヤ消し)調にならない物もあります。
モールドの表面が、マット調(ツヤ消し)の物は、スリガラス(ツヤ消し)調になります。

【ステップ11】ニスを塗り、ツヤを出し、透明にさせる。
■仕上剤(534-4002ポラリスコートグロス60ml)
■ラメ各種(最後の飾りとして)
■プラ皿(しょうゆ皿) ■筆
を準備する。


仕上剤(534-4002ポラリスコートグロス)をプラ皿に出し、
お好みのラメをその皿に混ぜ込む。

ラメが必要な箇所に塗り付ける。

塗ったラメを乾燥させる。

最後は、全面に仕上剤(534-4002ポラリスコートグロス)を塗り、乾燥させる。

完成

  
  
各種モールド・各エンボスパウダー・クレヨンの色・金具の種類を変えて
いろいろな樹脂アクセサリーが出来ます。

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