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ステップ バイ ステップ >メタリックニスを流し込みキレイにパーツを作る手順

メタリックニスを流し込み
キレイにパーツを作る手順

見本作品・撮影・編集・原稿/tomsun M(STOMO_japan)


メタリックニスなど、液体ニスを流し込み
無駄が少なく、キレイに作る方法をご紹介します。


準備する物
シリコーンモールド・浅めの物(今回は516-0020使用)
(注意)モールドが深い物にはこの方法は使えません。
アーティステックフィニッシュ
(メタリックニス。今回は110-0310グリーンエッセンス使用)
□割り箸(メタリックニスを混ぜたり、流し込みに使用)
□綿棒(流し込み液の気泡取りに使用)
パレットナイフ(モールドからはみ出た液の除去に。ナイフ側面が真っ直ぐな物を使用)
□ティッシュペーパー(汚れの拭き取りに)
□モールドより少し大きい紙(モールドの向きを変える時に)
□セロハンテープ・ガムテープ(バリ取りに使用)
手順

ステップ1)ボトル内を混ぜる
ボトル底にメタリック粒子が沈澱しているので、
割り箸でかき混ぜる。泡立てないように混ぜましょう。

ステップ2)モールドに流し込む
モールドを机端に置き、
ボトル口をモールドに出来る限り近づけます。
ボトル内を割り箸で混ぜ、割り箸を引き上げると、
割り箸から液が垂れるので、そのまま、モールド上に垂らす。
モールドの型より少し少なめに流し込みましょう。

ステップ3)モールド内の気泡を取る
綿棒を使い、型中全面を優しくなぞる。
型内にある気泡が押し出されます。
綿棒に付いた液は、モールド端に押しつけ、モールド上に戻す。

ステップ4)溢れた液を取り除く
パレットナイフ側面をモールドに押し当て、
パレットナイフ面を傾け、傾けた側にスライドさせる。
パレットナイフに付着した液は、ボトル口に押し当て、液を戻す。
また、パレットナイフに付着した液が乾きつつある物は、
ペーパーで拭き取る。
溢れた液が無くなるまで繰り返す。

ステップ5)再度、液を入れる
再度、割り箸で垂らし、液をぎりぎりまで入れる。
ステップ4でキレイに液が取り除けると、
この液入れ時、表面張力により、多くの液が入れられます。
この液がかなり乾燥痩せをするため、この作業をします。

机上があまり汚れず、キレイに作業ができました。

ステップ6)自然乾燥させる
最低でも2日乾燥させます。※深さ、4・5ミリ
乾燥させると、どんどん液が痩せていきます。
左上、液の流し込み直後。
中央上、3時間乾燥。
右上、48時間乾燥。

液痩せが大きい場合は、再度、液を入れましょう。

ステップ7)パーツのバリを取る
粘着テープを貼り、テープをめくり横に引きながら剥がす。
薄いバリが、テープに貼り付き、型から除去できます。
完成


細部まで流し込みができたパーツの完成です。

今回は、110-0310グリーンエッセンスのカラーなので
グリーンメタリックに黄色く輝くパーツになりました。
他にもいろいろな色で作ることが出来ました。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

《メタリックカラーの
ニスの流し込み03
各種各色のパーツが
できました》

《メタリックカラーの
ニスの流し込み02 
極細なパーツが
できました》

《メタリックカラーの
ニスの流し込み01
キレイなパーツが
できました》

《美しい
メタリックパーツが
作れました。》
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